カキの使いや!

カキの使いやあらへんで…カキの使いです!

 

甘くおいしい柿は人に食べられてしまう。種は邪魔よねと捨てられゴミになってしまう。それまで。

渋柿は通常は食べられずに木成りのまま残される(手間をかけて干したり焼酎につけられたりして食べられることもあるが、この場合も種はゴミ箱行きであろう)。

さて、見放され残された渋柿も時がくれば熟します。甘味もそこそこ出ましょうな、すると待ってました鳥が飛来し食し、どこぞへの道中の途中で種入りの糞をする。鳥はカキの使いとして遠方に種子を運ぶことになる。子孫繁栄策は旨柿よりも渋柿の作戦勝ちと言える。(先日トリが団体でやって来た。モズと思われるが痩せこけていた。さて、丸呑みするほど渋柿の種は小さかったか?)