用の足し方

…………………………………………………誰に読ませるつもりかしら

 

食べて、そして出す、これは基本中の基本です。では『上手な出し方』のおさらい。

 

①トイレに行く。誰かが入っていたら出てくるのを待ちます。ドアが閉まっていたら、ノックをして返事を待ちます。たいてい、内側からノックを返してきます。「○○が入っています」などと名乗る必要はありません。公衆便所やお店のトイレのとき、男子小用(おしっこ)は空いている便器(その形から朝顔といいます)に向かいます。男子大(うんこ)と女子は個室に向かいます。ドアが開いているときは、中の様子が見えるので使用中かどうかがわかります。使用中でなくても閉まっているタイプのドアもありますので、やはりノックで確認します。「おーい、誰か入っているかーい」などと呼び掛ける必要はありません。

②男子小用は便器の前に立ちズボンの前(社会の窓などと言います)を開き、おちんちんを出し周りにこぼさぬように、狙いを定めます。もう一歩、前に進むという気持ちで、手前にしずくをたらさぬように注意しましょう。個室に入った人は、中からカギを閉めて荷物はドアフックにかけますが、ドア上方から盗まれる危険がありますので、貴重品は手元に、が無難です。ズボンを下ろし、スカートはまくり上げ、そしてパンツを下ろし、お尻を出します。完全に脱いで床に置いたりせず、膝上まで、たくし下ろすのです。洋式なら便座をペーパー少々で拭くと清潔感が少し増すかな。このペーパーを便の落下地点あたりに敷いてやると、汚れと撥ね返り防止になります。

③男子小用は、ぷるぷると雫を軽く払います。個室の人は前から後ろ方向へペーパーで拭きます。逆に拭くと雑菌がつき、泌尿器系の病気になったりしますよ。シャワー式トイレの場合、水量と水温を確かめます。火傷をしたりのトラブルを防ぐための用心です。ついた水滴を拭き、水洗し、パンツやズボンを元のように履きます。排泄音が聞こえないようにと、何度も水洗しながら用を足す人がいますが、水の無駄だし、水量不足になり流れないで残ってしまうことも多いのです。立ち去る前に、何も残してないかを確認。汚れは拭き取りましょう。自分のものだから平気でしょ。手は洗えばいいんだから。

④個室から出て、手を洗います。もちろん男子小用の人も手を洗いましょう。大腸菌515事件の例もあり、マナーだけでなく、危険防止の意味もあるんだからね。シャツの裾が飛び出てないかなど、身だしなみもチェック。

*便意を催したら、すぐにトイレへ。我慢すると、次は倍の便意信号がないと出なくなる。これも我慢すると…便秘の原因です。では気持ちよくきれいに出しましょう。